ホーム猫小説・猫文学「さすらいのジェニー」 【状態A】
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「さすらいのジェニー」 【状態A】

販売価格: 600円 (税込)
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『ジェニィ』には、訳者と装幀にいくつかのバージョンがある。個人的には、小説として読みやすいのは新潮文庫から出ている古沢安二郎氏による訳だと思うのだが、でも、矢川澄子さんによる訳は、会話の語尾が少々古風だったり、どこか江戸っ子的?で、登場猫や登場人物にグッと親しみが感じられる。それがちょっと楽しい(^^)。
和タイトルを『さすらいのジェニィ』としたのも、おそらく、ジェニィのキャラを、矢川さんはそう読み取ったのだろうと思う。
また、挿絵が多いのも単行本ならではである。

『さすらいのジェニィ』は、6歳の少年が、ある日、突然の交通事故にあい、ひん死の状況にあるなかで、真っ白な猫に変身してしまうところから物語が始まる。冷たい雨の降る中、ばあやに追い出され、無情な人間や意地悪なボス猫に追われ……でも、やさしい雌猫ジェニィとめぐり会って、2匹は恋と冒険の旅に出発。最後には九死に一生を得るという大冒険の物語。猫好きな読者におくる素敵な大人のファンタジーである。

作者のポール・ギャリコは、「わたしの小説の中では猫について書いたものが一番気に入っている」と語っているそうだ。彼の猫に対する深い愛情と経験から生まれた作品には、『ジェニィ』の他に『タマシーナ』『猫語の教科書』などがある。
巻末に河合隼雄氏によるあとがき「『さすらいのジョニー』を読んで」あり。

●販売価格:600円(税込)
●元の定価:2300円(税込)

●ポール・ギャリコ(著)/矢川澄子(訳)
●発行所:大和書房
●発行年:2001.09.30 第17刷
●本のサイズ:140mm☓196mm 360ページ
●本の状態:B(帯なし。カバー上部に破れとヨレ。若干の使用感はありますが、全体的にはきれいな状態です)